身在东京,心在上海。

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こじらせ女子大生が暗号通貨・ブロックチェーンや中国についてゆるーく語ります。

北京に留学しよう!

こんにちは、こじらせ東大女子(@icotaku_utgirl)です。

先日澤田翔さんの「深センに留学しよう」という記事が話題となっていたのに便乗し、私も北京に1年間留学していた経験を元に「北京に留学しよう」という記事を書くことにしました。

shao.hateblo.jp

この記事では、北京に留学するメリット語学コースを設置している主な大学の紹介、私自身が留学していた北京大学の語学コースの紹介、そして気になる費用とスケジュールまで、一挙にお伝えしたいと思います。この記事をきっかけに、少しでも多くの方が中国留学・北京留学に興味を持つようになれば嬉しいです!

 

北京留学のメリット

  • ハイレベルな高等教育機関が多く、中国国内外から優秀な人材が集結

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北京大学清華大学中国人民大学中国科学院など、中国国内およびグローバルで高い評価を受けている高等教育機関が数多く集まる北京。質の高いカリキュラムと教授陣による指導のもと、日本の大学受験とは比べ物にならないくらい厳しい受験戦争(中国語で通称「高考・ガォカォ」)を勝ち抜き中国各地から集まってきた学生、そして世界各地から高い志を持って学びに来ている留学生と切磋琢磨できる環境が、そこにはあります。

日本人より日本の政治体制に詳しい中国人学生、漢字がスラスラ書けてネイティブ並の綺麗な中国語を話すオランダ人留学生、ネイティブレベルの中国語を話し現地で起業している日本人の正規留学生...枚挙にいとまがありませんが、こういうすごい人たちがザラにいます。

  • 古都として歴史・文化を体感できる場所が盛りだくさん
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天壇公園にある祭壇・祈年殿

3000年の歴史を持ち、金の時代から800年に渡り都として栄えてきた北京には、その歴史・文化を体感できる場所が盛りだくさん。定番の万里の長城故宮(紫禁城)のほかにも、清朝皇族の離宮庭園である頤和園や、明清代の皇帝が祭祀を行う場所であった天壇、そしてチベット仏教の寺院である雍和宮などの見所があります。さらに、中国最大規模の博物館である国家博物館首都博物院では、広大な館内で展示されている古代から近代に至るまで膨大な量の文物・資料を、完全無料で観ることができます。

北京市内の博物館や美術館は大小合わせると172箇所もあるとされており、歴史・文化好きを決して飽きさせることがありません。

  • かと思いきやスタートアップも盛んで、留学生の就業機会もあり
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清華大学にあるハイテクパーク。このようにハイテクパークが大学構内に設けられることも

中国の経済の中心といえば北京よりも上海ですし、スタートアップといえば「中国のシリコンバレー」と言われる深センを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は北京でもスタートアップは盛んなのです

比較的有名な北京大学の付近の中関村エリアのほか、北京には数多くの「科技园(ハイテクパーク)」が存在します。このようなハイテクパークには、格安のオフィススペースやインキュベーションプログラムなど、起業家への手厚いサポートが用意されています。なお、シェア自転車のofo、そして動画SNSのTikTokとニュースキュレーションアプリのJinri Toutiaoを運営するByteDanceも、北京発の企業です。

中には日中両国で事業展開を行うスタートアップもあり、日中二言語を操る留学生インターンとして積極的に採用しています。成長著しい中国のスタートアップで、語学能力を活かしながら働くという貴重な体験ができます。

語学コースを設置している主な大学

※以後の内容は語学留学を前提としていますが、交換留学生として専門の授業をとったり、学部や院の正規性として専門の勉強をすることも可能です。私は交換留学生として専門の授業を取ってもいたので、気になる方は個別にご連絡ください。

語学留学コースを設置していて留学生からも人気が高いのは以下の3校です。いずれも北京市北西部の海淀区にあります。

  • 北京大学:中国トップ大学のうちの一校で、特に文系学部が高い評価を得ている。対外漢語教育学院が留学生向け語学コースを開講。
  • 清華大学:中国トップ大学のうちの一校で、優秀なエンジニア人材を輩出していることで有名。対外漢語文化教学中心が留学生向け語学コースを開講。
  • 北京語言大学:中国語教師の育成で定評がある大学。実は北京市内で最も語学留学生が多い大学でもある。

語学コースの応募資格はいずれも「高校を卒業した18歳〜55歳(上限年齢は学校により異なる)の外国人」といたってシンプルで、英語や中国語のレベルの要求はなく、一から中国語を勉強することも可能です。

北京大学の語学コース

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北京大学のシンボル・西門
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キャンパス内には未明湖という美しい池も

私は上述の3校の中でも北京大学に通い、語学コースの授業もとっていたので、具体的な授業の様子を紹介します。

  • 初級・中級・上級とレベル別にクラスが分かれ、いずれも講師1:生徒15ほどの少人数クラス。入学時に受ける中国語レベルチェックテストの成績を元にクラス分けがされる。クラスメイトの国籍もバラバラで面白い。
  • 授業時間は8:00〜17:00の間で、各科目1コマ50分×2コマ+10分の休憩が基本。8時に授業開始なんて無理...と思われるかもしれないが、留学生寮から校舎まで徒歩5分なので授業開始前30分に起きれば間に合う。
  • 教科書の質が高い:大学傘下の出版社・北京大学出版社の教科書を使うのだが、これが非常に質が高い。ところどころ平易な英語で解説が書かれており、中国語初心者でも安心。
  • 講師の質が高く面倒見もいい:講師は基本的に中国語(普通語)しか話さないが、時々英語を使って解説を行うことも。少人数授業で講師が生徒一人一人のことを見てくれるので、授業中はしょっちゅう当てられるし、毎週出される宿題の添削も丁寧。
  • スピーキング(口語)× 週6コマリーディング/ライティング(漢語)× 週6コマ選択授業 週4コマ × 2 20時間が基本。選択授業の中には、「作文」「中英翻訳」「ビジネス中国語」など語学に特化したものから、「中国歴史文化」「中国概況」など、専門の授業に近いものまでさまざま。
  • 課外活動で、万里の長城ツアー、孔子のふるさとツアー、国際文化祭、餃子パーティーなど、リア充イベントも多数

何より、講師含むクラス全員にとって唯一の共通言語が中国語という状況のなか、中国語で中国語を学ぶ、という体験がよかったです。日本で中国語を勉強するより圧倒的に伸びは早いです。

費用とスケジュール

参考に、北京大学対外漢語教育学院に入学する場合の費用とスケジュールをまとめておきます(ソースはこちら)。清華大学はこちら、北京語言大学はこちらから、ご覧ください。

費用

  • 出願費用は400元(6400円)。その他、健康診断費用(日本と中国どちらでやるかによるが1〜2万円ほど)、保険費用(プランにもよるが一学期で6000円ほど)などの雑費がかかる。
  • 授業料は一学期につき18,000元(288,000円)、教材代は一学期につき150〜300元(2,400円〜4,800円)。
  • 寮費は二人一室(トイレ・バス共有、個別の寝室あり)で月3,000元(約48,000円)。学校外の賃貸アパートに住んでも良いが、家賃は寮費とそれほど変わらない。
  • 食費は食堂で食べるなら一回5〜15元(80〜240円)、外食なら一般的な飲食店で一回20元〜100元(320円〜1600円)。外来人口の多い北京には中国各地の郷土料理レストランが集まるほか、外国人も多いため日本料理・韓国料理・イタリアンなど外国のレストランも多く、まず食には困らない
  • 交通費は地下鉄が3元〜(48円〜)、バスは2元〜(32円から〜)、タクシーは13元〜(208円〜)。

よって、学校の寮に住み、たまに外食したりタクシーに乗ったりしても、月8万円で足ります。一学期の留学なら、学費30万+寮費4.8万×6+食費・生活費3万×6+雑費=90万円が目安でしょうか。

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北京大におよそ10ある食堂のうちの一つ。奥のカウンターでご飯を注文する

出願から入学までのスケジュール(9月入学の場合)

  • 3/1〜出願:早い者勝ちで枠が埋まっていくのでお早めに
    • 留学生ポータルで基本情報登録
    • 留学生ポータル上で記入・DLした応募フォーム、顔写真、学位証明書または在学証明書、在籍期間からの推薦状、パスポートのコピーを、留学生事務局に郵送
  • 6月上旬〜:受入通知、渡航準備
    • 健康診断(日本で受ける場合):日中友好医院または国立病院の受診結果のみ有効
    • ビザ取得:現在ビザの申請は、大使館で直接行うのではなく、中国ビザ申請センターまたは代理店を通して行う決まりとなっているので、注意
    • 予防接種:A型肝炎、B型肝炎、狂犬病などの予防接種を受けることが推奨される
  • 8月下旬〜:渡航と入学手続き
    • オリエンテーション
    • 入寮手続き
    • 健康診断(中国で受ける場合)
    • 居留許可の取得
    • 中国語レベルチェックテストとクラス分け
  • 9月中旬:授業開始!

ビザの取得や予防接種には時間がかかるので、計画的に進めましょう。

おまけ:中国留学関連で参考にすべきブログ

具体的な留学生活の様子を知りたい方には、下記のブログがおすすめです。いずれも早稲田大学からの交換留学生が書いています。

beida-panda2016.hatenadiary.com

zhendema.hatenablog.com

最後に

北京留学の魅力から語学コースを開講している大学の紹介、北京大学の語学コースの紹介、そして費用とスケジュールについて網羅的に書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事で少しでも中国、そして北京留学の魅力が伝わり、興味を持ってくださる方が増えれば嬉しいです!

語学を極めたいと思っている方も専門の授業を取りたいと思っている方も、質問や相談事項があればTwitterのDMよりご連絡ください。覚えている範囲でですが、なんでも答えます!

Twitter: @icotaku_utgirl