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こじらせ女子大生が暗号通貨・ブロックチェーンや中国についてゆるーく語ります。

深センのおすすめ街歩きスポット

こんにちは、こじらせ女子(@icotaku_utgirl)です。

11月末から5日間、「中国のシリコンバレー」として名高い中国・深センを旅して来たので、深セン市のおすすめ街歩きスポットを紹介したいと思います。

若い起業家たちが中国全土から集まる活気に溢れる深センですが、
北京や上海・広州など他の大都市と比べると、お世辞にも観光資源が豊かとは言えないため、どこに遊びに行けば良いかわからない、という人も多いかと思います。

そこでこの記事が少しでもお役に立てば幸いです!

ただし深センは元々小さな漁村で、1978年から始まる改革開放政策のもと開発が進んだ比較的新しい都市のため、北京・西安・南京のような古都ほど、歴史・文化を感じられるような「観光地」は少なく、あえて「街歩きスポット」という表現を使っています。

1. 華強北電子市場

日本の秋葉原を模して作られたとも言われる華強北電子市場は、賽格市場華強電子世界遠望数码商場などいくつかの市場から成り立つ、電子部品やガジェットの卸売市場です。

その中でも賽格市場(SEG Electronic Market)が有名で、ビルの1-10階が全て電気製品や電子部品の卸売市場となっています。カラフルなUSBケーブル、店舗が決済に使うQRコード読み取り機やカード読み取り機、おしゃれな木目調のキーボード、そしてお土産にぴったりな可愛らしいUSBまで、何でも売っています。深センに拠点を構えるハードウェアスタートアップも、きっとここで開発に必要な部品を調達しているのでしょう。階が上がるにつれ、売り物が部品から製品へと進化していくのが、なかなか面白いです。

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大量のUSBケーブル
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大量の豆電球
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アニメキャラクターモチーフのUSB


特に印象的だったのは、1階入り口付近で売っていたiPhoneそっくりスマホです。ハードのデザインからアプリ一覧画面までiPhoneそっくりで、スペックもiPhoneには劣るものの悪くはないのですが、中のOSは実はAndroidなのです。(写真撮り忘れました、、)
気になるお値段はたったの600元ほどで、値下げ交渉も可能です。得意な方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

また、確か5階だったと思いますが、BITMAINのマイニングハードウェアも売ってました!クリプト愛好家としてはたまらないですね。

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BITMAINのマイニングハードウェア

 アクセス:地下鉄1号線「華強路」駅からすぐ

2. シェアオフィス

深センにはMaker Space(創客空間)と呼ばれるシェアオフィスが多く存在し、創意工夫に富んだガジェットを開発する数々のスタートアップが入居しています。
このようなシェアオフィスは往往にして、BAT(Baidu・Alibaba・Tencent)やMicrosoft、 Amazonなど大手IT企業の出資を受けています

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華強北国際創客中心入り口。入居企業と協賛企業のロゴがズラリ
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シェアオフィス内のとある一室の風景


今回訪問した華僑北国際創客中心には、個室オフィスが蜂の巣状に所狭しと詰まっており、それぞれの部屋で若い起業家たちが夢中でガジェットを開発している様子が印象的でした。その日はちょうど、いくつかのベンチャーキャピタルも出資の検討のため視察に来ていました。

このようなシェアオフィスは普段自由に開放されているわけではないですが、入居者に繋いでもらえば見学できるのでぜひ!

 

アクセス(華強北国際創客中心):地下鉄1号線「華強路」駅からすぐ

3. 深セン博物館

中国のほとんどの都市には公営の博物館があり、無料で見学にできるにも関わらず展示が充実しているのが魅力です。北京や西安など数千年の歴史を誇る古都は、博物館が多く一つ一つの規模も大きいので、歴史好きは博物館巡りだけで何日も費やす、という話も聞きます。

深センの深セン博物館の見所は、改革開放政策に関わる展示です。この展示を通して、改革開放が始まった1978年から40年間、深センがどのように小さな漁村から現代的な大都市へ変貌を遂げたか理解することができます。開発の現場で働く従業員の持ち物や、新中国初の株式を買うため何日も列に並ぶ市民の写真など、改革開放に関わる人々の様子を鮮やかに描いた展示が印象的でした。

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深セン博物館外観。見ての通り巨大
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深センBefore&Afterの展示写真

アクセス:地下鉄2・4号線「市民中心」駅からすぐ

4. テーマパーク(世界の窓・锦绣中华/中国文化民俗村东部华侨城)

比較的新しい都市である深センは元々観光資源が少ないためか、テーマパークの開発に力を入れています。数あるテーマパークの中でも代表的なのが、「世界の窓」「錦綉中華/中国文化民俗村」「東部華僑城の三つです。

世界の窓は、世界の歴史·文化遺産や観光地のミニチュアを集めたテーマパークです。園内にはアジア·ヨーロッパ·アフリカ·南北アメリカと世界各地に対応するエリアがあり、アンコール·ワット、エッフェル塔、スフィンクス像、ホワイトハウスなど、それぞれの地域を代表する観光地のミニチュアが展示されています。
上で挙げた3つの中で、世界の窓にだけは行ったことがあるのですが、正直に言うと地元民は決して行かないであろうB級感漂うテーマパークです。笑 が、そのB級感が逆に面白いんです!

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世界の窓(外部ページより借用)

錦綉中華/中国文化民俗村は、中国全土の観光地のミニチュアを集めた錦綉中華と、中国少数民族の村を再現した中国文化民俗村から成り立っています。「世界の窓」の中国版とも言うことができる錦綉中華は、パーク全体が中国地図のようになっており、園内のアトラクションも中国国内での位置に対応するように配置されています。西安の兵馬俑に北京の万里の長城など、中国の名所を擬似的に巡ることができますが、やはりB級感は否めないようです...一方中国文化民俗村では、少数民族独特の文化を反映したショーも観ることができ、旅行客の間でも錦綉中華よりこちらの方が人気が高いようです。

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錦綉中華/中国文化民俗村イメージ図(外部ページより借用)

東部架橋城(OTC East)は、市東部沿岸に位置する総合リゾートパークです。巨大な敷地に、山あり川ありの自然、異国情緒ただようミニテーマパーク、ゴルフコース、宿泊施設などが広がっています。市中心部から遠くアトラクションが多いため、泊りがけで訪れるのがおすすめです。

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東部華僑城イメージ図(外部ページより借用)

アクセス:
世界の窓:地下鉄1・2号線「世界之窗」駅からすぐ
錦綉中華/中国文化民俗村:地下鉄1号線「華僑城」駅からすぐ
東部華僑城:路線バスM191・387等「東部華僑城」駅からすぐ

5. 蓮花山公園

蓮花山公園は市中心に位置する大型公園で、市民の憩いの場でもあります。市中心とは思えないほど広い緑地が広がっていますが、公園内の池に映る周囲の高層ビル群を観ると、大都会の真ん中にいることを実感できます。

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日中の蓮花山公園イメージ図(外部ページより借用)


日中に出かけ、その自然を楽しむのも良いですが、鄧小平の像が立つ丘の上は夜景スポットとしても有名です。現在は改革開放40周年を記念する約20分のナイトショーも観ることができます。私が行ったのは週末の夜だったため市民も多く集まっており、美しく彩られる深センの街並みを観て感動する市民たちを、改革開放の父である鄧小平の像が穏やかな表情で見下ろしているという情景が、とても感動的でした。

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丘の頂上から見たナイトショー

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丘の頂上にそびえる超巨大鄧小平像

アクセス:地下鉄3・4号線「少年宮」駅からすぐ

おまけ

  • 深センには香港経由で行く人が多いようですが、実は深セン航空が直行便を飛ばしており、飛行時間も5~6時間弱と、東京・香港間とそれほど変わりません。
    ただし、東京・香港間を結ぶ便に比べると本数が少ないので、フライトの時間をフレキシブルに時間を選びたい場合は香港経由で入国するのが良いかもしれません。最近、香港・深セン間を15分で結ぶ新幹線も開通したので、香港から深センへの移動時間も短縮されました。
  • 深センのグルメと言えば、広東省・香港一帯の名物である広東料理ですが、外来人口が多い深センには中国各地の郷土料理レストランも数多く存在するので実質何でも食べられると言っても過言ではありません。好みに合わせて選んでみてください!
    そして、現地で人気があり私自身も大好きなのが、喜茶という濃厚なチーズ味のクリームが載ったミルクティーです。広東省発のお店で、他には上海や北京、南京などにも出店していますが、広東省外では店舗数が少なく長い時間並ぶこともあります(去年は上海の店舗に行った時の待ち時間は2時間でした...今は上海にも10店舗以上あるのでそれほど並ばないと思いますが)。深センには30店舗近くあり、それほど並ばないので、ぜひ深センにいる間にトライしてみてください!

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喜茶イメージ図(外部ページより借用)、上の白い泡状のものがチーズクリーム

最後に

「中国のシリコンバレー」として話題になっている深センですが、博物館やテーマパーク、緑豊かな公園など、他にも魅力的な街歩きスポットが盛りだくさんです。「実際どこに遊びに行けばいいの...?」という時の参考になれば幸いです!